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家電量販店

ビックカメラの典型的な家電量販店としての成功例として、快進撃のその理由と発展の歴史について解説したいと思います。 

今、関西進出を果たし、勢いにのっているビックカメラの1980(昭和55)年11月から2007(平成19)年までの成長の歴史について整理してみました。見方としては、時系列ではなく、逆に表示していますので上部が年代的に一番新しい情報になります。

会社の設立としては、それ以前の別会社の関係もありますが、1980(昭和55)年ですから、まだたったの27年です。大手の家電量販店の中では意外とまだ若いという印象ですよね。

見ていて、同社の歴史と結果を見ていると、総合家電量販店っていうのはこんな風に事業展開して行けばいいんだというのが実に明確に判りますね。同社の株式と株価に興味のある方は、これから先同社のターミナル大型店が出店する際にはその都度株価が明確に変化しますので 注視するべきですね。

同社のこれからの傾向としては、ライバルヨドバシカメラと共に大都市圏におけるターミナル複合施設への大型店舗を出店する施策と計画はこれまで以上に加速すると想われます。但し、国内需要がいつまでも潤うはずもないので2015年以降は日本自体の経済が未知数なのでそれ以降は停滞するでしょうが、当分は順調に推移すると想われます。

2007(平成19)年 秋 岡山店(仮称)を開店予定
2007(平成19)年 夏 京都店(仮称)を開店予定
2006(平成18)年 9月 ラゾーナ川崎店を開店

遂に株式上場を果しました。これまでにはいろいろありましたね。

2006(平成18)年 8月 ジャスダック証券取引所に上場

藤沢への出店で、いよいよノジマ電気の牙城である静岡県から神奈川県に本格的に参入が開始された印象を受けますが、いずれは東北から鹿児島までの新幹線の開通に伴ない九州への進出もその視野に入っている事でしょう。

2006(平成18)年 8月 藤沢店を開店
2006(平成18)年 5月 有楽町店別館を開店

2006(平成18)年 2月 (株)ソフマップを子会社化
2005(平成17)年 8月 (株)ビックカメラ(高崎)から営業を譲受
              (株)東京計画を完全子会社化

そこそこの優良小型店を吸収して行きます。

2005(平成17)年 3月 柏店を開店
2005(平成17)年 1月 (株)ソフマップと資本業務提携
     本社所在地を東京都豊島区西池袋から東京都豊島区高田に移転

デパートのそごうへの出店を果し、ちょっとだけ電気製品と家電量販店としての評価とブランド名が上がった印象を受けますね。

2003(平成15)年 11月 大宮西口そごう店を開店
     名古屋駅西店を開店
2003(平成15)年 5月 (株)ビックピーカンを合併
2003(平成15)年 3月 天神新館(現 天神2号館)を開店
2002(平成14)年 11月 ビック・カメラ専門館(現池袋東口カメラ館)を開店(池袋東口店リニューアルオープン)
2002(平成14)年 9月 池袋西口店を開店(池袋北口店を移転)
2002(平成14)年 8月 (株)興和を合併しコンタクト事業部としてコンタクトレンズ・メガネ販売事業を開始
2002(平成14)年 5月 新宿西口店を開店

2001(平成13)年 11月 (株)ビックしゅ販を設立
2001(平成13)年 9月 (株)ビック・トイズを設立
     (株)ビック・スポーツを設立

同社の面白い特徴として注目すべきは、本業の家電以外にも、羽毛布団、スポーツ用品、輸入雑貨などまで扱っている点ですね。

2001(平成13)年 7月 札幌店を開店
2001(平成13)年 6月 有楽町店(現 有楽町店本館)を開店
2001(平成13)年 5月 なんば店を開店
2001(平成13)年 1月 立川店を開店

この辺りから、ヨドバシカメラと同じように本格的なターミナル大型店を目指し大都市圏の要所々を抑えに来ていますね。一大戦略がスタートしたと云えるでしょう。

2000(平成12)年 12月 日本ビーエス放送(株)(現 日本BS放送(株))がBSデジタルデータ放送開始
2000(平成12)年 11月 新宿東口店を開店
1999(平成11)年 8月 日本ビーエス放送企画(株)(現 日本BS放送(株))を設立
1999(平成11)年 6月 新横浜店を開店

新店の規模がだんだん大きくなってきましたね。

1999(平成11)年 4月 天神店(現 天神1号館)を開店
1995(平成7)年 10月 (株)ビックパソコン館(旧 (株)ビックピーカン)を非子会社化
1994(平成6)年 10月 (株)ビックパソコン館(旧 (株)ビックピーカン)を設立
1993(平成5)年 3月 (株)東京サービスステーションを設立
1993(平成5)年 2月 渋谷東口店を開店

ヨドバシカメラやノジマ電気に続きかなり早い時期からポイント制の効果に期待していたと思われます。
関東勢と関西勢の分かれ目がこのポイント制であると云っても過言ではありませんね。

1992(平成4)年 12月 ビックポイントカードを導入しポイントサービスを開始
1992(平成4)年 9月 池袋本店を開店
1992(平成4)年 8月 (株)東京羽毛工房(現 (株)生毛工房)を設立
1992(平成4)年 6月 池袋東口駅前店(現池袋東口総合館)を開店
1991(平成3)年 4月 横浜西口店を開店
1989(平成元)年 12月 渋谷店(現 渋谷ハチ公口店)を開店

前述の通り、まだまだ非常に若い会社なんですよね。
大阪の方が意外と古いんですよね。

1982(昭和57)年 6月 池袋東口店(現 ビック・カメラ専門館)を開店
1980(昭和55)年 11月 (株)ビックカメラを設立し、(株)ビックカメラ(高崎)の東京支店を引き継ぎ池袋店(旧 池袋北口店)を開店

いよいよ同社の電気製品と家電量販店の歴史が開始するわけですが、この頃はまだ紅白歌合戦が国民的一大娯楽番組であり、個人用のパソコンなどは一般にはまだ普及していない時代で、一般にはポケットコンピューターという製品を販売していましたね。
今の時代ではおもちゃですね。

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電気製品を趣味でいろいろいじくって28年のManagerです。

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