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電気製品と家電量販店 空気清浄機

空気清浄機の構造と使用目的などの比較をしてみました。

空気清浄機はお持ちですか。
そうですね、今時の家庭で空気清浄機が無い家も珍しいかも知れません。

特に、需要が多いのが毎年の杉花粉が舞う季節の1ヶ月前からと、最近の若い夫婦に子供さんが誕生した際に購入するケースですね。

他には、引越し先の周りの空気が悪い環境や、新築物件の建材に含まれた薬剤の影響によるハウスシック症候群、ペットを飼っている、家族に喫煙者がいる、アトピーのお子さんがいる、歯科技工士さんなど仕事柄研磨剤を使用し粉塵の舞う職場、所謂会社や事務所などの場合がありますね。

この、空気清浄機(Air cleaner)という家電製品なんですが、以外と自分の購入目的をしっかりと見定めないで購入する方が多いんですよね。以下、整理してみました。

今回は、簡単にその辺りを解説したいと思います。

【 空気清浄機購入の原因・要素 】

1、空気が悪い住宅環境
2、ハウスシック症候群(7)
3、花粉症(11)
4、新生児の誕生(11)
5、ペット(6)(10)
6、タバコの喫煙(5)(10)
7、アトピーの発祥要素の防御(2)
8、粉塵対策(特殊な環境)
9、公共の場・職場でのエチケットとマナーイメージのため
10、体臭の抑制(5)(6)
11、風邪の予防(ウイルス対策)(3)

確かに、上記の約10項目はどれも同じように見えるのですが、実際は違います。

本来は、日本の空気清浄機の歴史から説明したいところなんですが、紙幅が足りないので、ユーザーにとっての選ぶ選定規準、要は何をポイントにセレクトしたらいいのかについて解説したいと思います。

加湿機(Humidifying machine)が搭載された加湿機能付きなんてのも発売されていますが、根本的なところを説明します。

約25〜15年前位からの従来の機種は、所謂ファン式による「集塵機」であり、モーターのパワーである「集塵能力」とHEPAやULPAなど「フィルターの良し悪し」が性能の評価の分かれ目でした。

それに、東芝のエアコンにも搭載された「2つの電極版による帯電方式」の所謂「電気集塵方式 」のものがタバコのニコチン(0.01ミクロン)まで付着出来るということで話題になった。

2000年前後になるが、ほぼ同時期に、コロナがエアコンにマイナスイオン発生器を日本で初めて搭載し発売した。
更にパナソニック(当時の松下電工か電機?)がプラズマ放電による脱臭機能付きの空気清浄機を発売した。少し遅れて、シャープがプラズマクラスター搭載の冷蔵庫を発売した。

その頃から、「脱臭機能付きの空気清浄機」と、なんでもかんでもマイナスイオン搭載の家電製品が登場し、「マイナスイオン神話」が一人歩きしだした。

ところが、初期の機種はすべて日常生活に影響があるほどのマイナスイオン量は発生しておらず、又数十センチのところで消滅し全く効果がないことが暴露された。

学者の見解も2つに別れたり、T社のカタログやプロモーションビデオに出演した学者(評論家)の学歴詐称が問題になった事もあった。

当時は、マイナスイオンの自然界での存在とその寿命への疑惑も問題になり、各社メーカーそのイオン「発生量」の競争にもなった。

仮に、「マイナスイオン効果」が有るのを前提とした「条件」としては、「高湿度(確か70%以上)で低気温(理想は5度以下)」の状態ならばというマスメディアと専門家による特集番組の主張などもあった。

一時、T社のエアコンの「オゾン発生装置」搭載のものは逆に健康に害があるのではないかと云われ、そちらは直ぐに下火になった。

★さて、一般的な最近の「空気清浄機」の内容をここで整理してみると、最近は「空清フィルターと脱臭フィルター」を共に備えたものと、その装備にに加えて室内空間を対象とした非常に攻撃的な「脱臭機能」を目的としたパナソニック(ナノイオン)とシャープ(プラズマクラスター)の「イオン発生装置」搭載のものに分かれる。

「空清フィルターと脱臭フィルター」のみのタイプでは、日立や富士通やダイキンなどがそうである。

ここで、よく誤解されるのが、ダイキンの「電撃ストリーマー」であるが、内容的には初期のナショナルの「プラズマ放電」とよく似ている。

これはら、何となく名称が「イオン発生装置」タイプのものに似ているのでユーザーを困惑させるのだが、空中に浮遊している臭い成分の除去には時間をかければもちろん効果はあるが、カーペットやカーテンなどに「染みこんだ臭い」は除去出来ない。あくまで自分の場所まで「集塵出来る臭い成分」の除去しか出来ない。

但し、以外と富士通の脱臭空気清浄機の評判が良いのには驚くばかりである。

故に、室内空間にイオンをばら撒くことが出来る「イオン発生装置」タイプのものを「攻撃的」と当サイトは表現しているのである。

ただ、最近の家電店にも断りの但し書きが添付されているが、流行するウィルスなどの完全抑制は当然出来ないので、過剰な期待はしないで欲しい。

【 空気清浄機のタイプ別分類と効果 】

1、スタンダード「フィルター」タイプ タバコの煙、浮遊塵、花粉
2、「空清フィルターと脱臭フィルター」タバコの煙、浮遊塵、花粉、浮遊匂い成分
3、「イオン発生装置付き空清フィルター」タバコの煙、浮遊塵、花粉
   閉鎖された空間の「匂い成分、アレルゲン(新建材)、ウィルスなど」
4、通販に多い「電気集塵」タイプ   タバコの煙、浮遊塵
5、「イオン発生装置」
   閉鎖された空間の「匂い成分、アレルゲン(新建材)、ウィルスなど」
6、「加湿機能付き」タイプ 基本的に同上の3と4タイプ。

以下、参考までに!

価格.com - 空気清浄機、製品情報、価格比較、通販
http://kakaku.com/kaden/air-purifier/

さて、この記事はお役にたちましたでしょうか?最後まで見てくれて読んでくれて有難うございます。そんなあなたに幸運が訪れますように!この記事は、電気製品と家電量販店のオリジナルによるものです。それでは御機嫌よう!今日はここまでです。又お会いしましょう。

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ダイキンの家庭用空気清浄機に不具合が発生し、発煙・発火に至る可能性があることを2010年4月9日ダイキン工業株式会社は発表した。

ダイキンの空気清浄機といっても、大手家電量販店のヤマダは取引がないのとコジマなども2000年を少し経過してから取引しているので全国的にはあまり認知度はないかも知れないが、関西方面では昔から上新電機が力を入れて販売しているのと、最近では上層部のつながりでケーズデンキが全面的にダイキンを押しているので、特に関西方面の方には注意して欲しいところである。

さて当該機種的に分類すると3種類のタイプが存在し、製造期間と不具合の内容について2分類できる。

◆2006年(平成18年)8月から2009年(平成21年)7月間に製造の以下の3タイプは、電気集塵部の不具合で発煙・発火に至る可能性があるもの。

1、空気清浄機 (商品名ー光クリエール)

2、加湿機能つき空気清浄機 (商品名ーうるおい光クリエール)

3、除湿・加湿機能つき空気清浄機 (商品名ークリアフォース)

◆2007年(平成19年)8月から2010年(平成22年)1月22日までの間に製造した3のタイプ「除湿・加湿機能つき空気清浄機」は、除湿エレメントに異物が付着すると発熱する可能性があるというもの。

つまり、3タイプは、2つの不具合があることになる。

尚、ダイキン工業株式会社としては、[無償点検と修理」の実施で対応しているが、テレビやラジオなどのマスメディアでの広報活動はしていないし、PANASONICの様な大手量販店での印刷物での案内も見た事が無い。

発熱から発煙し、発火するとなると、これは財産の喪失並びに人命にも影響することになるのだが、こんな広報で大丈夫なのだろうか!?

特に販売台数が多い関西方面で、ダイキンの家庭用空気清浄機をお使いの方は要チェックですね。

★[無償点検と修理」の受付先は、以下です。
フリーダイヤル:0120−330−696

★因みに、該当機種の詳細確認と対策処置

http://www.daikin.co.jp/taisetsu/2010/100409/index.html?ID=daikintop

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プラズマクラスター除菌イオン発生機IG-A100がシャープより単独で発売されました。

シャープが独自に開発した或る意味スーパーヒット商品なんですが、このプラズマクラスターイオン発生機について興味はおありでしょうか。

元々は、冷蔵庫の冷蔵室のみの除菌が目的で開発・発売されました。ま〜、結果的に最初に冷蔵庫に搭載されましたが、それが100%目的だったのかは実際判りませんけれど、ま〜そういう事なんですね。笑い^^!その頃、他メーカーの冷気循環タイプの冷蔵庫は、冷蔵庫全室が除菌の対象か、冷蔵室と野菜室のみの除菌と複数の部屋が対象でした。

まっ、もっぱらその除菌の効能のレベルに関しては、優劣がありましたが、シャープは冷蔵室のみのが除菌の対象であると批判していましたけれどね!?

そのうち、電卓の様に、車やエレベーターなどにも搭載されるようになり、ついにはエアコンにも搭載されました。これもある意味一過性で、除菌イオンがついてるからシャープのエアコンにするという様な、本来のエアコンの性能を無視し一脱したような現象も一部の量販店では見られましたね。

それと、冷蔵室のみという限られた小さな空間では有効でも大きな空間ではどうかという疑問視する意見もありました。実際にこのプラズマクラスターイオン発生機を採用している他メーカーでは、車体やエレベーターという限られた空間のものが多いようです。

と云う意見が多い中、シャープは以前のものよりも更に高濃度のプラズマクラスターイオンの発生を目指し、ついに発表したという訳です。

正確に紹介すると、これらのイオンは、カビ菌やコロナウイルスと接触した際に強力な活性物質であるOHラジカルに変化し、細胞壁の中から水素原子(H)を抜き取り、水(H2O)となり、水素原子を抜かれたカビ菌の細胞壁は破壊されるというものである。

判りやすく云うと、自然界にあるのと同じ+(プラス)と−(マイナス)のイオンをプラズマ放電により強制的に作り出し放出すると、それがカビ菌やウイルスと接触した際に、それらのイオンが強力に元の水に戻ろうとする力・現象の影響で、カビ菌やコロナウイルスから、水素が奪われるというものである。当然、奪われたカビ菌やコロナウイルスは生命維持が出来ない訳であるから死滅する訳である。

その現象を、分解とか除去と云う訳ですね。但し、今回発売されたプラズマクラスターイオン発生機がいくら強力でも、メーカー発表では、だいたい6畳相当の空間までということである。
更に、注意点として、機能レベルを維持するには、定期的にプラズマクラスターユニットの交換が必要だそうです。それは、1日24時間運転した場合で、約2年ほどだそうです。(因みに、約2年2ヶ月経過すると運転が強制的に停止するそうです。)

最後までお読み頂き有難うございます。当サイトは刻々と変化して行く商品性能や機能、そして業界情報に対応して行きたいと思っています。そして、この記事は、電気製品と家電量販店のオリジナルによるものです。それでは次回お会いしましょう。
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電気製品を趣味でいろいろいじくって28年のManagerです。

仕事がら話題の新製品からアウトレット商品のパソコンやスマートフォン、ipod、冷蔵庫、エアコン、PS3まで、さまざまに買い漁って楽しみ、それを元に電気製品の使い方や製品評価やメンテナンス法なども解説しています。
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